「気になる人との相性、本当のところはどうなんだろう」
「付き合っている相手との相性、ネットで調べてもいまいちピンとこない」
「相性占いって色々あるけど、四柱推命ではどうやって見るの?」
相性を知りたいという気持ちは、恋をしている人なら誰でも持つ自然な感情です。でも、いざ調べようとすると、「相生」「相克」「干合」など聞き慣れない言葉が並んでいて、結局よくわからないまま終わってしまうことも多いのではないでしょうか。
四柱推命の相性は、実は一つの視点だけで決まるものではありません。五行のバランス、通変星の組み合わせ、天干同士の結びつき。複数の視点を重ねて初めて、二人の関係の本当の姿が見えてきます。
なぜ四柱推命で相性がわかるのか
四柱推命では、生年月日と生まれた時刻から「命式」というその人固有のエネルギー配置図を作ります。命式は年柱・月柱・日柱・時柱という4本の柱で構成され、それぞれに天干(てんかん)と地支(ちし)という要素が入ります。
相性を見るとき、四柱推命でもっとも重視されるのは「日柱(にっちゅう)」です。日柱は「自分自身の本質」を表す柱で、日柱の天干(日主・にっしゅ)が、あなたという人間の核となる五行のエネルギーを示しています。
二人の相性を見るときは、まずお互いの日主がどの五行にあたるかを確認し、その五行同士がどんな関係にあるかを読み解いていきます。これが四柱推命の相性診断の出発点です。
相性判定に使われる5つの視点

四柱推命の相性は、なんとなくの印象で決まるものではありません。命式の中の要素同士の関係性を、次の5つの決まったものさしで見ています。
1. 相生(そうしょう)|生かし合う関係
木は火を燃やし、火は土を作り、土は金を生み、金は水を生み、水は木を育てる。この五行の流れを相生といいます。相生の関係にある二人は、自然と助け合いやすく、穏やかで安定した関係を築きやすいとされています。
2. 相克(そうこく)|剋し合う関係
木は土を、土は水を、水は火を、火は金を、金は木を剋する関係を相克といいます。刺激し合う分ぶつかりやすい関係ですが、実はこの相克こそ、強く惹かれ合う恋愛関係になりやすいという特徴があります。
3. 干合(かんごう)|天干同士の特別な引き合い
甲と己、乙と庚、丙と辛、丁と壬、戊と癸。この5つの組み合わせは「干合」と呼ばれ、理屈を超えて惹かれ合う特別な相性とされています。日主同士が干合の関係にある場合、出会った瞬間から強い縁を感じやすいといわれています。
4. 支合(しごう)|地支同士の結びつき
子と丑、寅と亥、卯と戌、辰と酉、巳と申、午と未。地支同士がこのペアになっているとき、支合と呼ばれる結びつきが生まれます。日常生活の中で自然と息が合う、穏やかな絆を感じやすい組み合わせです。
5. 三合・半会(さんごう・はんかい)|グループでの結束
申子辰(水局)、亥卯未(木局)、寅午戌(火局)、巳酉丑(金局)。地支が3つ揃うと三合、2つだけでも半会という結びつきが生まれます。恋愛関係だけでなく、友人関係や仕事仲間との相性にもよく使われる視点です。
この5つの視点のうち、どれか1つだけで相性の良し悪しを判断するのは早計です。実際の鑑定では、これらを組み合わせて総合的に見ていきます。
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五行タイプ別・相性の傾向【早見表】

| 自分の日主の五行 | 天干 | 相生(助け合う)の相手 | 相克(刺激し合う)の相手 |
|---|---|---|---|
| 木 | 甲・乙 | 水・火 | 金・土 |
| 火 | 丙・丁 | 木・土 | 水・金 |
| 土 | 戊・己 | 火・金 | 木・水 |
| 金 | 庚・辛 | 土・水 | 火・木 |
| 水 | 壬・癸 | 金・木 | 土・火 |
まずは自分の日主の五行タイプを確認してみてください。相手との相性の大きな傾向がつかめます。
木タイプの相性
木タイプ(甲・乙)は、成長・拡張のエネルギーを持ちます。
水タイプとは「水が木を育てる」相生の関係で、穏やかにサポートし合える相性です。火タイプとは「木が火を燃やす」相生の関係で、木タイプが火タイプの情熱を後押しする関係になります。
金タイプとは相克の関係にあたり、最初は刺激的でも、金タイプに成長を制限されると感じやすい面があります。
火タイプの相性
火タイプ(丙・丁)は、情熱・表現のエネルギーを持ちます。
木タイプ・土タイプとは相生の関係で、自然と支え合える相性です。水タイプとは相克の関係にあたり、水タイプの冷静さが火タイプには「水を差される」と感じられることもありますが、それだけ強く惹かれ合う相性でもあります。
土タイプの相性
土タイプ(戊・己)は、安定・受容のエネルギーを持ちます。
火タイプ・金タイプとは相生の関係で、穏やかな信頼関係を築きやすい相性です。木タイプとは相克の関係にあたり、木タイプのペースに振り回されやすい一方、木タイプの刺激が土タイプの成長につながることもあります。
金タイプの相性
金タイプ(庚・辛)は、決断力・秩序のエネルギーを持ちます。
土タイプ・水タイプとは相生の関係で、安定した関係を築きやすい相性です。火タイプとは相克の関係にあたり、感情的な火タイプに振り回されやすい一方、火タイプの情熱が金タイプを磨く関係にもなります。
水タイプの相性
水タイプ(壬・癸)は、知恵・直感のエネルギーを持ちます。
金タイプ・木タイプとは相生の関係で、自然と噛み合いやすい相性です。土タイプとは相克の関係にあたり、感情表現を抑え込まれやすい一方、土タイプの安定感が水タイプを支える関係にもなります。
通変星の組み合わせで見る相性パターン
| 相手が自分にとって… | 関係の傾向 | 付き合い方のポイント |
|---|---|---|
| 比肩(ひけん) | 対等な友達のような相性。自然体でいられる | 無理に関係を進めず、二人の時間を積み重ねる |
| 劫財(ごうざい) | 競い合いながら惹かれ合う相性 | 張り合いすぎず、お互いを認め合う |
| 食神(しょくじん) | 一緒にいて楽しい、居心地の良い相性 | 楽しさを大切にすると長続きしやすい |
| 傷官(しょうかん) | 刺激的でドラマチックな相性 | 感情の起伏を受け止め合う姿勢が大切 |
| 偏財(へんざい) | 出会ってすぐ惹かれ合う、スピード感のある相性 | お互いの自由を尊重すると長続きする |
| 正財(せいざい) | じっくり信頼を積み上げる、安定志向の相性 | 焦らず日々のやり取りを大事にする |
| 偏官(へんかん) | 刺激的でドラマチックな緊張感のある相性 | 適度な距離感を保つと関係が安定する |
| 正官(せいかん) | 誠実に向き合う、信頼をベースにした相性 | ルールや約束を大切にすると深まる |
| 偏印(へんいん) | 独特な感性で惹かれ合う、個性的な相性 | 干渉しすぎず、それぞれの世界を尊重する |
| 印綬(いんじゅ) | 精神的に支え合う、穏やかで深い相性 | 甘えすぎず、対等な関係を意識する |
相手が自分にとってどんな通変星(つうへんせい)にあたるかによって、恋愛関係の進み方のパターンが変わります。四柱推命の相性診断の中でも、より詳しく関係性を読み解く視点です。
この10種類のパターンは、どれが「一番良い」というものではありません。それぞれに異なる魅力と、気をつけたいポイントがあります。
20代のAさんは、交際中の相手が自分にとって偏官の関係にあたることがわかり、「刺激的だけどケンカも多くて、この相性は良くないのかもと不安でした」と相談に来ました。
「偏官の相性は、緊張感があるぶん関係が動き続けるタイプです。ケンカが多いのは相性が悪いからではなく、お互いに本気で向き合っている証拠でもあります。適度な距離感を意識するだけで、この関係はもっと安定しますよ」とお伝えしたところ、「悪い相性だと思っていたのが、見方が変わりました」と表情が明るくなりました。
干合・支合が示す「特別なご縁」
| 干合のペア | 意味 |
|---|---|
| 甲×己 | 誠実に支え合う組み合わせ |
| 乙×庚 | 決断力と柔軟性が噛み合う組み合わせ |
| 丙×辛 | 情熱と洗練さが引き合う組み合わせ |
| 丁×壬 | 繊細さとスケールの大きさが響き合う組み合わせ |
| 戊×癸 | 安定と直感が支え合う組み合わせ |
相手の日主(天干)や地支が、自分と干合・支合の関係にある場合、理屈を超えた強い引力を感じやすいとされています。
干合の関係にある二人は、出会ってすぐに「なぜか気になる」「初対面なのに話しやすい」と感じることが多いといわれています。ただし、干合があるからといって関係がすべてうまくいくとは限りません。干合はあくまで「引き合う力が強い」というサインであり、その後の関係を育てるのは二人自身の努力です。
30代のBさんは、「出会って数回しか会っていないのに、なぜかもうずっと前から知っているような感覚がある」という相手との命式を確認しに来ました。
二人の日主は丙と辛の干合の関係にあたり、「その感覚は命式的にも裏付けがあります。干合は理屈を超えて惹かれ合う組み合わせなので、Bさんが感じている感覚は自然なことですよ」とお伝えしたところ、Bさんは「なぜこんなに惹かれるのか分からなかったので、理由がわかって安心しました」と話してくれました。
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相性の「良い・悪い」に関するよくある誤解
誤解①「相克だから相性が悪い」
相克の関係は刺激し合う分、恋愛としてはむしろ強く惹かれ合うケースが多くあります。相性の良し悪しではなく、「関係の性質」が違うだけと捉えるのが正確です。
誤解②「相生だから絶対にうまくいく」
相生の関係は穏やかで安定しやすい反面、刺激が少なく関係がマンネリになりやすい面もあります。相生だからといって、何もしなくてもうまくいくわけではありません。
誤解③「相性が悪いと出たら、その恋は諦めるべき」
命式の相性は「関係の傾向」であって「結果」ではありません。相性が示しているのは気をつけるポイントであり、そこから先どう関係を育てるかは、二人自身の選択次第です。
誤解④「日主の五行だけ見れば相性がすべてわかる」
日主の五行は相性を見る出発点にすぎません。通変星の組み合わせ、干合・支合の有無、命式全体のバランスまで見て初めて、精度の高い相性診断になります。
20代のCさんは、無料診断で自分と気になる人が相克の関係だとわかり、「やっぱり相性が悪いんだ」と落ち込んで相談に来ました。
「相克は『相性が悪い』という意味ではなく、『刺激し合う関係』という意味です。実際、相克のカップルの方が長く強い絆で結ばれているケースも少なくありません」とお伝えしたところ、「諦めなくていいんですね」と安心した様子で帰っていかれました。
よくある質問(FAQ)
Q. 相性を見るとき、一番重視すべき視点はどれですか?
まずは日主同士の五行の関係(相生・相克)を確認するのがおすすめです。そのうえで、より詳しく知りたい場合は通変星の組み合わせ、干合・支合の有無を確認すると、より立体的に相性を理解できます。
Q. 五行は相生なのに、通変星で見ると相性が微妙ということはありますか?
あります。四柱推命の相性は複数の視点を組み合わせて総合的に判断するため、一つの視点だけで「良い・悪い」と決めつけないことが大切です。矛盾するように見える結果が出た場合は、命式全体を丁寧に読み合わせる必要があります。
Q. 干合や支合がない相手とは、相性が良くないのでしょうか?
そうではありません。干合・支合は「特別な引き合い」を示すものであり、これがないからといって相性が悪いわけではありません。五行の相生関係だけでも、十分に良い相性は成立します。
Q. 相性が「相克」の相手と結婚しても大丈夫ですか?
大丈夫です。相克の関係でも、長く幸せに続いている夫婦は少なくありません。大切なのは、相手の性質を理解し、お互いのエネルギーの違いを受け入れる姿勢です。
Q. 自分の日主がわからない場合、どうすればいいですか?
生年月日を無料診断に入力するだけで確認できます。相手の生年月日と合わせて調べると、二人の関係性の傾向がより具体的に見えてきます。
Q. 相性は時間とともに変わりますか?
命式そのものは生まれたときから変わりませんが、大運・年運という運気の流れによって、その時々でどちらの性質が強く出るかは変化します。今の二人の関係性のタイミングまで知りたい場合は、個別の鑑定でより詳しく読み解くことができます。
まとめ|相性は「一つの視点」では語れない
- 四柱推命の相性は、相生・相克・干合・支合・三合という5つの視点で総合的に見る
- 日主の五行タイプを確認するだけでも、大まかな相性の傾向がつかめる
- 通変星の組み合わせによって、恋愛関係の進み方のパターンが変わる
- 干合・支合がある相手とは、理屈を超えた強い引力を感じやすい
- 「相克=相性が悪い」「相生=絶対うまくいく」はどちらも誤解。相性は関係の傾向であり、答えそのものではない
「本当にこの人との相性はどうなの」という問いの答えは、命式のさまざまな視点を重ねることで少しずつ見えてきます。
ただし、この記事で紹介した早見表はあくまで大まかな傾向です。あなたと相手の命式全体を読み合わせることで、より精度の高い相性がわかります。
\二人の相性をさらに深く読み解きたい方へ/