こんにちは。キッシーです。
金融関係の仕事に就いている40歳です。
手汗がヤバイことを除けば、まあまあの人生を送っています。
このブログでは、僕が手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)の手術を受けるまでと、受けてからの日々をなるべくリアルにお届けしています。
同じような悩みを抱える人たちの一助になれば幸いです。
どうか、リラックスしながらお読みください。
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手汗だけじゃなく、頭や背中にも汗が噴き出てきた
僕の手汗のレベルを説明しておくと、手のひらに常にキラキラと水滴が光っていて、手を閉じると水滴がツーーーっと腕に垂れてくる状況です。
緊張したり、ショックを受けたりなど、心に何らかの感情が起こる時にはもちろん手汗がドバドバと出ます。だけど、別に何にもない状況でも手汗が出ています笑
20代の時は手汗だけだったんですが、30代になったころには、ある異変が起きてきました。
緊張したり、暑さを感じると、手汗だけでなく頭皮や背中にも汗をかくようになったのです。
それもシットリと汗をかくのではなく、調子が悪いと滝のような汗が止まらなくなるのです。
因果関係は分かりませんが、ひどいときには真冬なのに、一人だけ汗だくで、うちわを仰いでタオルで顔を拭きながら仕事をしている時もありました。
汗を止める塗り薬を試したが笑えるくらい意味なかった
汗をどうにかして止めたかった私は、ネットを検索して、いろんなことを試しました。
まず試したのが塗り薬です。
汗には「塩化アルミニウム溶液」という成分が有効であるというのは有名な話ですが、この「塩化アルミニウム溶液」を含んだ制汗剤は、ドラッグストアにもたくさん売っています。
僕は、「制汗成分が汗をブロック!」というキャッチコピーでおなじみの制汗剤を購入し、さっそく手のひらに塗りました。
しかし塗っても塗っても、塗った瞬間から汗が出てくるため、成分が汗で流れて全く意味がありませんでした笑
試しに手をきれいに洗ってから塗りましたが、数秒後には汗がじんわりと出てきてしまうため、効果はゼロでした。
小型扇風機で手汗を乾かすが真冬は違和感しかなかった
塗り薬が効果ゼロだったので、今度は物理的に汗を乾かすことを考えました。
私の仕事はデスクワークなのですが、デスクに小型扇風機を設置したのです。手汗が気になったら、扇風機で汗を乾かすこと
真夏は違和感はないのですが、問題は冬です。
暖房がきいている室内で、一人扇風機をつけている姿はかなり目立ちました笑
案の定、同僚や上司に「どうしたの?」と聞かれることもしばしば・・・。
効果はそれなりにあるのですが、扇風機を止めた瞬間から、また手汗が噴き出てくるので、常に扇風機をつけていないといけません。
この行動は冬はかなり目立ちますし、そのうち周りの目が気になって止めてしまいました。
結局、手汗を止める方法は見つからなかった
いろいろと試しましたが、結局手汗を止める方法は見つかりませんでした。
それでも汗は止まってくれません。常に出続けています。
そんな私が取った行動は「ハンカチやハンドタオルを両ポケットに入れて、常に拭いた状態にする」でした笑
だけど、午前中にポケットに入れたハンカチも、1時間をするとビチョビチョ状態です。
ストックのハンカチを常に用意していましたが、何枚あっても足りず・・・。
「俺は一生この手汗に悩み続けるのか・・・・」
絶望感を抱きながらも、手汗を止める方法がないので、この現実を受け入れるしかない。
そう思ってだましだまし生きてきたのですが、手汗人生に終止符を打つ出来事に遭遇することになるのです。
~続く~