手汗

手汗が原因でガチで転職を考えた出来事が起きた

こんにちは。キッシーです。

手汗に悩む40歳の男です。

常に両ポケットにハンカチを忍ばせて、手汗をせっせと拭き拭きして生きています。

今回は、ガチで手汗が原因で転職を考えた出来事があったので報告いたします。

それでは、リラックスしてお読みください。

手汗対策は万全で働いていた

僕の仕事は金融関係です。いわゆる、銀行系のカードローンを申し込んだお客様の審査をする仕事をしています。こうして活字にするとお堅い仕事に感じますが、まあ一般的なデスクワークをするサラリーマンです。

仕事はパソコン業務がメインで、たまに会議はありますが、お客様やクライアントと接すする機会はほとんどありませんでした。

繁忙期には多少残業はありますが、定時で帰れる日も多くあり、わりと決まったリズムで働けるので、ストレスはあまり感じていませんでした(手汗は常にかいていますが)

デスクには常に小型扇風機とハンドタオル、ティッシュを置いて、手汗が出てもすぐに対処できるようにしていました。

誰かが僕のパソコンを操作する時は、パソコンを触られる前に、入念にティッシュで拭いてから「どうぞ」と渡していました。

お互い、不快な思いをしないように・・・。

だって、汗で濡れたパソコンを触るのって嫌じゃないですか・・。しかもオッサンのパソコンですよ・・。気持ち悪いというのが本音だと思います。

だから最低限のエチケットでそのようにしていたのです。

手汗が止まらない!衝撃的な事件勃発

そんなこんなで手汗をごまかして働いていたのですが、昨年の9月に事件が起きました。

朝出社すると、何やら不穏な雰囲気・・・。部長が私を見るなり声をかけてきました。

「岸田くん、ちょっといいかな?」

会議室に呼ばれた僕は、部長から言われました。

「急な退職者が出てね。急で申し訳ないんだが、来週から経営企画部へ行ってくれないかな。」

「・・・分かりました。」

急に部長に呼ばれたことで私の手汗はMAX状態。太ももの上に手を置いていたので、スーツが濡れてにじんでいました。

(異動ってマジかよ・・)と思いましたが、サラリーマンですから逆らうことはできません。

こうして私は経営企画部に異動となったのです。

手汗で指紋が認証できません!地獄の始まり

私の会社の経営企画部は、個人情報や機密情報を多々抱えるため、セキュリティがとても厳しいことで有名。室内に入るまでにセキュリティカードを2回かざし、指紋認証とパスワードを入力してようやく入室できるのです。

経営企画部に異動になった私は、両手の指紋を認証センサーソフトに登録することになりした。

「じゃあ、ここに指紋をかざしてください」

総務部の方に言われ、右手の人差し指をセンサーに読み込ませますが、反応しません。

いくらセンサーに指紋を登録しようとしても、手汗で指紋が読み込まれないのです笑

焦れば焦るほど、手汗が出てきて、どうにもならないのです。

総務部の方も最初は「センサーの調子が悪いのかな?」とか、「指紋が薄い人もいますから大丈夫ですよ」とか言ってくれていましたが、あまりにも反応しないので、首をかしげてしまいました。

100回はトライしたでしょうか・・・。結局、指紋を登録することは出来ず、その日は他の社員が入室するタイミングで出入りすることになりました。

何も悪いことはしていないのですが、ひどい申し訳なさと情けなさを感じ、とても落ち込みました・・・。

しかしこれは地獄の始まりでしかなかったのです・・・。

~続く~

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